世界一周旅行の裏話 東南アジア編【タイ】【ラオス】【ミャンマー】

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2020/05/28 タイ - タイ - ラオス - ミャンマー

世界一周旅行の裏話 東南アジア編【タイ】【ラオス】【ミャンマー】

 

ブログの記事も東南アジア編は終わりにさしかかっている。そこで一度雑記を書いておきたい。

というのも、これまで書いてきた記事に載せきれなかった写真やエピソードがそれなりにあるのだ。

どうしたものかと悩んでいたがまとめてここに書き残しておくことにする。

1.ラオス

ラオス人「フランスが残していったものはコーヒーとフランスパンだけ」

ラオスでは街を歩けば必ずといってよいほどフランスパンに出くわした。これは朝市の写真。宿で出してくれる朝ごはんもフランスパン。夜市の出店でも、昼の屋台でもフランスパンが売られていた。

その理由はラオスは以前フランスの植民地だったことが理由。「フランスがラオスに残していったものなんてコーヒーとフランスパンだけだ」と皮肉を込めて言っていたラオス人にも出会った。でもそのフランスの遺産が結構美味しいのだ。固すぎず、柔らかすぎず、それでもって良い香り。フランスパンのサンドウィッチが街角で売られていて、何度か購入した。ラオスでとれたシャキシャキとした新鮮な野菜とフランスパンの相性が良くて、食べる度に癒された。

 

自動ハエよけ機 見た目は簡素だけど効果アリ!?

この食べ物の上にある銀色の紙のようなものが見えるだろうか?写真だと中々伝わらないが、これは蠅よけマシーン。糸でこの紙がつられていて、モーターのようなもので回されている。しかも高速。アナログなんだが、ハイテクなんだかイマイチわからないが、とりあえず効果は抜群。まわっている部分には蠅が寄り付かない。でも回る範囲が小さすぎて魚の方まで届いておらず、魚部分は蠅だらけ。うーん…。改良が必要そうだ。

 

2.ミャンマー

ショッピングセンターで一風堂との出会い

あれ?なんで海外にいながら一風堂?そう感じる方もいると思う。

そう、これはミャンマーの最大都市ヤンゴンのショッピングセンター内にある一風堂で撮った写真。

世界一周旅行開始後初めて口にした日本食であった。当初ここで日本食を食べる予定はなかったのだが、ミャンマーで一緒に行動していたAくんたっての強い希望でお店に入ることに。

というのも、Aくんは次の日からバングラデシュをしばらく旅行し、その後はインド、ネパールに移動するという旅程を組んでいた。きっとしばらくはまともな日本食にありつけないだろう…という思いから、一風堂を食べたいとのことだった。まるで最後の晩餐のようである。

入店時店員さんが「いらっしゃいませ」と日本語で出迎えてくれて、懐かしい気持ちになった。日本の味付けより少しこってりしていたが、それでもちゃんと一風堂の味がした。美味しくて替え玉を追加するか迷ってしまったほどである。

そしてAくんはかなりテンションが上がっていて、うれしそうに食べていた。その後の旅程も無事乗り切れたようで「本当にあの時一風堂を食べといて良かった」とインドから電話で報告があった。やっぱり祖国の食べ慣れた味は私達に元気をくれる。なんだかエネルギーチャージできた心地であった。

 

仏像をパタパタ仰いで得を積む体験 「仏様、涼しいですか?」

こちらはヤンゴンの代表的な寺院、シェエダゴンパゴダにある1つの仏像。

一見普通に見えるが、この仏様、どうやら暑がりらしくこの寺院を訪れる人々にパタパタと仰いでもらっているようなのだ。

この紐を引くと、仏様の上に置かれている黄色いてかてかの布がひらひらと動く仕組み。このような仏像には初めて出会った。

ガイドさんによると、仏様を仰ぐと得を積んだことになるのだそう。こんな簡単に得を積めるなんてラッキー…ということで、私もパタパタと仰いでみた。なんともシュールな体験だった。

3.タイ

路上に置かれている生肉もマンペイライ?

これはバンコクの路上に置かれていた生肉。少し離れた場所に屋台があったので、そこのものだったのだろうか。きっとこの後調理されて売られるのだろう。排気ガスや塵がつかないのかな…などと心配してしまうが、タイ式に言えばここはマンペイライ(問題ない、大丈夫)できっと済まされる。ちなみにこのような光景は珍しいわけではなく、滞在中何度か見かけた。タイのゆるさがこの写真からも見て取れる。

⇒関連記事:チェンマイで危うく沈没しそうになった話 魔法の言葉”マンペイライ”

本気のバックパッカーがあふれる国、タイ

タイでは本気のバックパッカーをよく見かけた。これはバスで撮った旅行者の写真。前にも後ろにも大きいリュックを背負って移動している。目視でも重さ20kg以上はありそう。この旅行中このようなガチなバックパッカーを一番見かけた国はタイであった。

”タイが欧米人の間で絶大な人気を誇っている”ということをこの旅行中肌で感じた。長期旅行中であることを話すと「タイにはいった?」とよく聞かれたものだ。タイに行ってみたいというヨーロピアンやアメリカンは大勢いたし、訪れた経験がある人は決まって「最高だったよ」と嬉々として語るのであった。

私は看護師の頃ヘルニアを患ってしまったこともあり、重たいバックパックは背負えず、スーツケースで旅行していた。そのためこのようなスタイルの旅行者には頭があがらない。当人たちはケロッと「君のスーツケースのほうが絶対に大変だよ」と言うのだが、私はそうとは思えない。

 

日傘文化が広がりつつあるタイ アジア人以外はそこまで日焼けを気にしない?

これはバンコクの国家機関近くを歩いていた時思わずシャッターを切った写真。彼女たちは公務員でこの時はランチタイムに差し掛かっていた時だったと思う。私はこの光景を見て驚いた。タイにも日傘文化があることに。

東洋人以外は基本的に日傘をさす文化はないと思っていた。少し前まで世界で日傘をさしているのは中国人、韓国人、日本人くらいだったと思う。その中で最も使用率が高いのがおそらく日本人。イタリア人の友人は「アジア人の見分けをつけるのは難しいけど、日傘をさしている人はなんとなく日本人かなって思う」と言っていた。

欧米人も日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりはするが、それは日焼け防止というよりも紫外線から肌を守るため。むしろ焼けた肌の方がセクシーでかっこいいと考えている人の方が圧倒的に多く、男女ともにみんな夏は日焼けに励むのが普通。多くの東洋人の価値観とはまるっきり逆で面白い。

この光景から、今後日傘文化は国際的に広がっていくかもしれないと感じた。地球温暖化の影響でこれから気温はどんどん上がっていくといわれているし、暑さや紫外線から身を守るために日傘は効果的なアイテムではなかろうか。

しかし欧米人の中には雨でも傘を差さない主義の人も大勢いるから、浸透しないかもしれない。日傘文化は西欧発祥なのに西欧人が日傘を好みそうにないことがこれまたユニークである。

ランタン祭りの日 バイクから見た光が空に舞う景色

ランタン祭りの日、バイクの後ろに乗せてもらった。これはその時シャッターを切った写真。赤い点はすべてランタンであり、この光を見ながらバイクでドライブした。1年半経った今でもこの時の光景が頭に焼き付いていて、たまに思い出す。チェンマイの温かい気候も、緑の香りも、身体に受ける風も全部全部気持ちよくて、最高の夜だった。

しかしこのランタン祭り。安全面、環境面で問題をきたしているらしいのだ。このランタンは火がついている。木や他のランタンに火が燃え移りぼや騒ぎや炎上を引き起こしたり、過去には飛行機に接触したり…。家に引火して燃えてしまったという事件もあったそう。中々大ごとである。大規模な祭典になればなるほどランタンの数は増えるため事故が発生するリスクは高くなる。これは今後真剣に対策を考えていく必要がありそう。

そしてこのランタン、基本的に使い捨てなのだが、どこへ飛んでいくかはわからない。そして飛ばされた大量のランタンは、大量のゴミとなってどこかに落ちる。台湾でもランタンを上げる文化があるが、環境面への悪影響が大きな問題となっているそう。ある高度まで達すると完全に燃えてなくなるランタンの開発が進んでいるそうで、それが普及されればゴミ問題は対応できるといわれている。でも全焼するとなると二酸化炭素が排出されるため、また新たな環境問題が生じてしまう。うーん、悩ましい。

今後このランタン祭りはずっと続くのだろうか?もしも人を巻き込んだ大きな事故が起きてしまえば、中止になる可能性も0ではないと思う。この祭典に参加しておいて今更こんなことを言う資格はないかもしれないが、環境問題や安全性の問題を乗り越えて、この素敵な文化を守っていけると良いのだが…。

 

カオサンロードで SAY YESゲーム!? イエスマンになってみた話

これはカオサンロードで食用のサソリとビールを買った時に撮った写真である。そう、ここカオサンロードではイエスマンゲームに挑戦した。とてもくだらない小話で申し訳ないが一応書き残しておく。

カオサンロード付近に滞在中、ホステルでスペイン人の女の子Tと仲良くなったことがきっかけ。好きな映画の話になった時に”イエスマン”が好きと話したら、意気投合。Tもこの映画が好きらしい。イエスマンのあらすじは、今まで何かとNOばかり言っていた保守的な主人公が、ひょんなことがきっかけでなんでもYESと言う習慣を始める。そして人生を切り開いていく…という話。

その映画について話していると彼女が「ねえカオサンロードでイエスマンゲームをやってみない?」というのだ。カオサンロードは客引きが大勢いる。それに全部YESと答えてたらきりがなくないか?と思ったが、こんな機会も中々ない。彼女の提案に早速YESと答えた。

ルールは危なそうなことだけNOと言って、他は基本的にYESで乗り切ること。その後カオサンロードへ二人で向かった。

まず手始めにビールを売っている若者に声をかけられたため「YES」と返答しビールを購入。タイでは路上で飲むことは法律上許されているという。二人でビールを飲みながら歩きだす。

次はサソリを売っている出店の店主にセールスされたため「YES」と回答。普段だったら絶対食べないものを食べることに。恐る恐る口にしたが味は意外にもエビに似ていておいしかった。

また暫く歩き進めるとスカーフを売っている店主に声をかけられ「YES」と答える。400円程で青いスカーフを購入。いらないと思っていたが、後々インドで役にたった。

その後も、レストラン、マッサージ屋、飲み屋、サングラス屋などから客引きを受け、すべてYESと回答。最終的にかなり酔って二人でホステルに帰った。使ったお金は4000円くらいだったと思う。

私達が宿泊していた施設のロビー写真。巨大なソファーベッドのようなスペースがあり連日酔った人達がここで眠っていた。きっと酔いすぎてベッドへ向かうよりもここへ倒れてしまいたいのだろうなと前日までは横目で見ていた。(この画像はホームページからお借りした)

帰って来るや否やこのスペースに横になるT。「私は酔っぱらってもあの人達みたいにはならない」って昨日あれだけ強気言ってたのに!と思いながらTを隠し撮り。すやすや眠っていてかわいい。

その後ここで暫く休んだ後、上の階へ一緒に向かった。これにて人生初のイエスマンゲーム終了。

Tの提案のお陰で面白い経験がたくさんできたし、思い出深い夜になった。カオサンロードは今は観光地として発展しており、危険な勧誘はされなかった。裏通りに行ったらもしかしたらそうではないこともあったかもしれないが、メイン通りを歩く分には問題なかった。

しかしながら完全には安全と言い切れないため、他の人にはオススメはしない。

旅行中は自分の身を守るためNOと言わなければいけない場面も多い。でもできるだけこれからもYESの姿勢で色んなことを経験できたら…。そんなことを思った夜だった。

 

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