【ラオス③】街ごとまるっと世界遺産 ルアンパバーンの魅力

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2018/11/18 ラオス - ラオス

【ラオス③】街ごとまるっと世界遺産 ルアンパバーンの魅力

 

ラオスの古都、ルアンパバーンに滞在している。

様々な国の観光客と連日宿で会話しているが、「ルアンパバーンが好き」「本当に来てよかった」とみな口を揃えて言う。「最初は3日しかいない予定だったけどもう2週間くらいここでのんびりしている」と話していたツワモノもいたほどだ。

そして私自身もすっかりルアンパバーンの虜になってしまい予定より2日間滞在をのばすことに決めた。

ニューヨークタイムズの2008年度「行きたい国ランキング」で1位に輝いたラオス。ルアンパバーンに至ってはイギリスの旅行雑誌・ワンダーラストの2015年度「満足度の高い観光地ランキング」で第1に輝いた過去もあるほどだ。

そんな魅力あふれるラオス ルアンパバーンについて、本日は記録していきたい。

緑あふれるかわいらしい街 ラオスの古都ルアンパバーン

これはルアンパバーンのメイン通りである。フランスの植民地であったことも影響してか、かわいらしい建物が軒を連ねている。

お店の内容はカフェ、レストラン、旅行会社、ギフトショップなどが観光客向けの店が多い。自営のコンビニのような店やATM、両替所も多数あり、この通りに来れば必要なものは概ねそろう。

そして街の中も非常に緑が多く、色とりどりの花が咲き誇っている。ラオスの蒸し暑い気候、町中に広がる木々の香り、そして大好きな南国の花、ブーゲンビリアが至るところに咲いている風景、帰国した今でもそれら全てが愛しくてたまらない。

更にここに来て驚いたことは、カフェが非常に充実しているということだ。Wifiや電源がある作業に適したカフェ、リバービューの眺めがよいカフェ、外観や内装にこだわっているかわいらしいカフェなど、本当に数多くのカフェがあり、私もお世話になった。⇒関連記事:ルアンパバーンのおすすめカフェ2選

こちらはルアンパバーンの街を一望できるプーシーの丘からの眺め。屋根の色が統一されていて景観が美しい。

街をぶらぶら歩くだけで楽しい、ルアンパバーンはそんな街である。

夜明け前からお坊さんが練り歩く街! 寺院のデザインも可愛い!

ラオスでは仏教の「托鉢」という文化が残っており、夜明け前から修行僧がずらっと列をなしている姿が見られる。

ー托鉢とはー

仏教やジャイナ教を含む古代インド宗教の出家者の修行形態の1つで、信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞う。街を歩きながら又は街の辻に立ちながら信者に功徳を積ませる修行。乞食行、頭陀行、行乞とも。(Wikipediaから引用)

 

ちなみに上記の写真は5時半。観光客や地元の人々が僧の鉢に食べ物を入れている。観光客用に炊かれたお米が入った籠が近辺でたくさん売られていたため、私も実際に托鉢に参加してみた。修行僧の鉢にご飯を次々に入れていくが、最初多めに入れすぎてしまったためあっというまに終了。少しずつ入れていくことが肝心なのね…と思いながらも修行僧の様子を間近で見ることができ、参加して良かったと感じた。

この列を見たさに頑張って早起きをすることがルアンパバーン旅行者のあるあるらしい。しかし私の場合、宿泊していた宿の隣が鶏小屋であり、にわとりが連日5時頃から鳴き出していたことが功をなして、目覚ましをかけることなく5時ころ目覚めていた。その結果滞在中3日間ほどこの列を見ることができた。

連日5時30分から6時10分頃にかけてこの列を見ることができたが、季節や天候などによっても時間は変わるとのことなので、ホテルの人に確認することが良いかもしれない。私が実際に見た道はSakkaline通り,Chaofa Ngmn通りとKingkistsalat通りの交差点付近。裏道でも何度か見たが場所は忘れてしまった。

この托鉢はさまざまな場所でなされており、お坊さんが通る箇所には食べ物を渡すときに座る椅子が並べられていることが多い。場所を見つけたい際は椅子を目印に動くことがおすすめだ。

仏教寺院もルアンパバーンらしいかわいらしいものが多い。この写真はルアンパバーンの代表的な寺院、ワット・シェントーン。屋根の色からルアンパバーンらしさを感じられる他、輝く黄金の装飾がなんとも美しい。

このお寺に描かれた壁画が有名。非常に綺麗なモザイク絵である。

こちらもラオスらしい壁画。この絵を見ていると昔の人々の生活が想像できる。

こちらも美しいお寺Pha Bang。正直タイで寺院はたくさん見てきたため、お腹いっぱいだからラオスでは気合を入れて見なくても良いかな…と予想していた。しかしラオスの寺院は雰囲気が全く異なっており、見ていて飽きず、思いのほか楽しく寺院巡りをすることができた。

自然豊かなクァンシーの滝

ルアンパバーンの市街地にいても緑は堪能できるが、街から足を延ばすとより豊かな自然が楽しめる。その代表的な観光地がここ、クァンシーの滝。

石灰成分により、緑がかった乳白色の水が流れており、滝つぼで泳ぐことができる。私も実際に泳いでみたが、想像していた以上に水は冷たく、気持ちよかった。しかし奥に行けば行くほど深くなり成人男性でも足がつかなくなっていたので、泳げない方は要注意。手前の方なら足も付くので安心して楽しむことができる。

男性陣は手前の木から飛び込みをしていた。女性陣でやっている人がいなかったため私はすごんでしまったが、今となっては挑戦してもよかったかも…と思う。

本当に美しい。東南アジアのパムッカレと呼んでいる人もいたが、トルコにあるパムッカレ(美しい温泉)もこのような雰囲気なのだろうか。パムッカレは春頃訪れる予定のため、今から楽しみである。

私は1人だったため、往復送迎付きのツアーを街の旅行会社で申し込んで向かった。値段は40000キープ(約530円)。複数人数で向かうならばトゥクトゥク(タクシー)と交渉して移動するほうが滞在時間を自身で決められるため良いかもしれない。

 

私は13時30分発のツアーに参加して街に帰ってきた時間は17時30分頃。片道1時間のため滞在時間は2時間であったが、時間が足りないということはなく充分であった。ちなみに入場料も22000キープかかるので用意しておく必要がある。

このクァンシーの滝以外にも、郊外の観光地は多数あり、トレッキングツアーやサイクリングツアー、2泊3日~5日のツアー等、多くのツアーが催行されていた。エレファントツアーも多く存在し、実際に私は象使いのライセンスを取得できるツアーに参加した。ルアンパバーン に来たら試しに街のツアー会社を巡り、気になるものがあれば詳細を聞いてみるとよいかもしれない。⇒関連記事:象使いの免許を取得

ユニークなマーケットが多数! 朝のマーケットは【グロ注意】

ルアンパバーンのメイン通りでは夕方17時ころになるとこのようなテントが設置され始め、連日ナイトマーケットが開催される。

ラオスの国旗の色である赤、青、白のテントがずらっと並ぶ姿はなんとも美しい。

マーケットでは雑貨や衣類を中心に様々なものが販売されている。

 

ラオスらしい刺繍が施されている布製品。

きれいな紙細工が入っているカード。

色とりどりのランプやお皿、衣類など。

このように、カラフルな品物がところせましと並べられている。私は荷物を増やせないため、ポストカードなどかさばらないものしか購入しなかったが、欧米の観光客の中には爆買いしている人が何人かいて、その様子を見ているだけで気持ちのよい思いになった。荷物を増やせるってうらやましい。

 

そしてマーケットは夜だけではない。朝6時ころからモーニングマーケットも連日ひらかれている。

このモーニングマーケット、驚くことに生死にかかわらず生き物がたくさん売られており、見慣れていない私はびっくり仰天。動物愛護団体が見たら心を痛めてしまうのでは?という光景が広がっていた。

 

ここからは少しだけ写真で紹介したいため、グロテスクな光景が苦手な人は見ないようにしてほしい。

ハチの巣。

イナゴをはじめとする虫。

生きた鶏。

大き目のかえる。右のものはお腹がさばかれている。

食用にするためつんつるてんにされた鳥などなど。

 

他にもさばかれたリス、生きている雀、その場で処刑されているニワトリなど、様々なものが売られており、多くの地元の人々が購入していく姿を目にした。ラオス人、本当にワイルドである。早朝から刺激的なものを見たい場合はモーニングマーケットに足を向けてみてもいいかもしれない。

まとめ

私が感じたルアンパバーンの魅力について紹介してきたが、この記事だけでは表現できそうもない。当初は全く行く予定がなく、偶然時間ができたため足を向けたラオスであったが、思っていた以上に見どころが盛りだくさんで、訪れて本当に正解であった。ルアンパバーンに行こうかどうか迷っている方がいらっしゃったら是非足を向けて実際に魅力を感じとってほしい。

*ルアンパバーンでよく見かけた風景。ラオスでは竹籠の使用率が高く、頭や肩に載せて物を運んでいる人々をよく目にした

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